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ジンベエ

ジンベエ

元王下七武海。タイヨウの海賊団2代目船長。ジンベエザメの魚人。懸賞金7600万ベリー→2億5000万ベリー→なし→4億ベリー以上。

「海俠のジンベエ」の二つ名の通り、強い義侠心の持ち主。魚人島でも信頼が厚く、島民には「親分」と呼ばれている。海賊を嫌っているが、魚人島を守ってもらった恩がある白ひげには大きな敬意を表し、「オヤジさん」と呼んでいる。また、白ひげ海賊団の船にたびたび出入りしていたため、隊長たちと面識があり、特にエースとは親しい。44→46歳。誕生日は4月2日。身長301cm。血液型はF型。

「魚人空手」「魚人柔術」の使い手。かつて、エースと5日に及ぶ死闘をくり広げたこともあるなど、魚人族の中でも並外れた実力を持つ。また、魚人でありながら、人魚特有の魚と話せる能力を持っており、ジンベエザメを呼び寄せることもできる。

魚人街出身。かつてはネプチューン軍の兵士だった。15年前、フィッシャー・タイガーが結成したタイヨウの海賊団に加入する。兵士時代から、人間との融和を唱えるオトヒメ王妃に否定的だったが、長い航海でさまざまな人間たちとの出会いを経験し、次第に認識を改めていった。12年前のタイガーの死後は、2代目船長としてタイヨウの海賊団を率いた。11年前、魚人族が政府に近づくために政府の誘いを受け、魚人族初の七武海となる。しかし、恩赦により釈放されたアーロンが一味から独立したことで、世間からは彼を「東の海」へ送り込んだ存在とみなされることになる。アーロンの暴挙に気づけば止めるつもりだったが、アーロンの裏工作により、それが露見するまで知ることができなかった。そのため、彼の野望を打ち砕いたルフィには感謝と謝罪の気持ちを抱いている。

エースの公開処刑発表後、政府から強制召集を受けるが、七武海の称号剥奪を覚悟の上で、召集を拒否したため、インペルダウンLEVEL6に収監されていた。エースを救出するため現れたルフィに協力し、脱獄する。マリンフォードに到着すると、センゴクに七武海脱退を宣言。戦争では白ひげ側に立って戦い、モリアを退けるなどルフィをサポートした。エースの死後は、意識を失ったルフィを赤犬の追撃から命懸けで守りきり、ローの潜水艦で女ヶ島へと逃げ延びる。その約2週間後、エースの死で自暴自棄に陥ったルフィを厳しく諭し、ルフィが起こした「16点鐘」の行動を共にした後、別れた。七武海脱退により再び指名手配の身となったことから、島民たちへの影響を考慮して魚人島を去り、四皇ビッグ・マムの傘下に入る。

2年後の魚人島編でルフィと再会。ルフィたちに、魚人島とタイヨウの海賊団の歴史を語った。アーロンの暴挙を止めることができなかったことに責任を感じ、ナミから処罰を受ける覚悟だったが、ナミにそのような意志がないことを知ると感泣した。リュウグウ王国に反乱を起こした新魚人海賊団の野望阻止のため、麦わらの一味と共にギョンコルド広場に乗り込み、サンジとの共闘でワダツミを倒した。内乱終結後、ルフィから仲間に誘われるが、ビッグ・マムへの義理を理由にこの場では断り、その問題にケジメをつけたら仲間になることを約束した。

ルフィたちが魚人島を去った後、人魚を誘拐しようとしたカリブーを仕留め、新世界の海軍G-5支部に引き渡した。

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